ベオグラードからプリズレン
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ベオグラードからプリズレン
今日もバス移動です。
東ヨーロッパのバスは乗り心地は特に問題なく不満はなかったのですが、
今回は水とコーヒーがでたので大満足です~
無料とかサービスに弱い二人です。
バスの中は赤ちゃんを連れたお母さんや、
学生さんたちの集団などでなんだか賑やかでした。
と何事もなく6時にコソボについたのですが、ここでまさかの事態が・・・・
バスの荷台に入れていたはずのバックパックがない!
私たちが慌てて詰め寄ると
ドライバーは、すぐにハッとした様子で、電話をかけています。
電話が終わるとノープロブレム!と・・・
どうやら途中で学生集団がバスを降りて小さなバンに乗り換えたのですが、
荷物を積み替える際に私たちの荷物まで入れてしまったそうなのです。
何がノープロブレムなのか、こっちにとっては大問題!
しかし所在不明ということはならず、ホッとしました。
9時に荷物が届くというので、いったん予約していた宿に行くことに。
しかしまたバスターミナルに戻ってくるのも面倒なので、
今日はここに泊まるから持ってきてくれる?
とダメもとでお願いしてみたら、すんなりOKしてくれました。
宿にチェックインしてただ待っているのも時間の無駄なので、早速町散策と夕食へ。
コソボには今夜しか滞在しない予定なのです。明日朝にはもうコソボを抜けてマケドニアに行く予定です。
コソボの町はこじんまりしていたのですが、夜でも若い子たちがたむろしていたのが印象的でした。
夕食後は宿で荷物を待ちながらスーパーで買ったアイランとエナジードリンクのようなジュースを飲んでみました。
アイランは中東やトルコなどではよく飲まれる飲み物で、ヨーグルトに塩が入った飲み物です。私は初めて飲んだのですが、後味がしょっぱくて、なんかおいしくなかったです。
荷物が戻ってくるのはわかっているのですが、どうしても気が気でなくなってしまいます。洗面用具もないので、お風呂にも入れず、もしこのまま荷物が来なかったら一時帰国もやむを得ないなああ。と時間がたつにつれどんどんと不安がつのります。
諭さんは大丈夫だよ~と言っていましたが、さすがに時計の針が9時を過ぎるとそわそわ。宿の玄関口をのぞいてみたり、部屋の窓から外を見てはドキドキしていました。
あ、もしかしたら、もしかするのかな・・・とちょっと思いかけたとき。
荷物は届きました。ドライバーのおじさんがわざわざ、自分の車に乗せてきてくれたようでした。
あの時はさんざん騒いでごめんなさい・・・。
こうして安心して眠りにつくことができました。