かめかめさんぽ

世界一周ふたり旅

ルクソールからカイロへ、極寒の夜行バス

1月26日

 

昨日駅前の周辺に集まっているバス会社を何件か回って

ルクソールからカイロへ行く夜行バスを予約しました。

 

今日は22時まで待ちぼうけです。

 

観光も一通り終わってたのであとはお土産を見たり、

ルクソール神殿の前のマックで(また来ちゃいました)

時間をつぶしました。

 

チェックアウト後は宿に荷物を置かせてもらって

屋上のスペースでのんびりしたり

(風が冷たくて長居はできませんでしたが)

 

近くのレストランで夕食をとって、

バス会社へ。

 

バスはほぼ満席です。

バスに乗って約10時間。

これがなんといってもひどいバスでした。

 

出発して30分、どこかで停車していて。

出発早々に眠り始めた二人は最初何がなんだかわからなかったのですが、

乗客のだれかが外に出て口喧嘩をしている様子。

 

どうしたのかわからなのでぼーっとみていると

次から次へとみんなが加わってて、

バスの乗客の半分以上が外に出てワーワー言っています。

 

多分関係ない人も交じってる感じ・・・。

 

30分以上わちゃわちゃやって、なにか深刻な事態なのか・・・・

と不安になり始めたころ、、

ぴたっと喧嘩が終わり、何事もなかったようにみんなバスに戻ってきました。

 

真相は不明ですが、

エジプト人は何かと言い合って、

大きな声を出すことでストレス発散しているとか

いないとか。。。。

 

そして走り出したバス。

 

 

さてこれから寝るぞ~!と思ったのですが、

冷房がガンガンに効いて寒い。

アジアの長距離バスでは冷房が効いて寒いことざらで

念のためダウンとブランケットをリュックに入れていたのですが、

それを着ても、寒い。

足元は特に冷房がきいていて私は椅子の上に足をあげて体育座りをしたり

横座りをしてブランケットにくるんでいないと体温を奪われてしまいます。

まだこの時期のエジプトは日が高いうちは暑いくらいですが、

夜は冷えて長袖をきて出かけていたくらいで、気温は決して高くありません。

こんなに冷房を効かせる理由がないのです。

地元の人の中には毛布を持ち込んでいる人も。

 

車内に表示されている気温は10°

10度と聞けばそれほど・・・と思うかもしれませんが、

実際の体感気温は・・・

睡眠どころではなく、寒さに耐えしのぐので精一杯で

正直本当に泣きそうでした。

一度休憩があり、その時は外が温かく天国のように感じられたくらいです。

バスに乗りたくない!本当にそう思いました。

 

行きのバスではこんなことはなかったので、

不運としか言えないですが、

これから先、夜行バスに乗るときは馬鹿だと思われても

ダウンとブランケットは(もしもこれがなかったら・・・)

用意しておこうとおもいました。