プリトヴィッツェ湖群国立公園とラストケ村
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プリトヴィッツェ湖群国立公園
今日も朝一のバスに乗ります。朝はひんやり。バスターミナルが近いのでほんとに助かります。今日はプリトヴィッツェ湖群国立公園へ行きます。本当は昨日ドゥブロクニクからスルニにくる途中に通り過ぎたのですが、次の移動のことやラストケ村に行くことを考えるスルニに泊まるのがいいです。
30、40分乗って、プリトヴィッツェの入り口へ。オフシーズンのせいか、朝早すぎるせいなのか人気がありません。でもチケットはオフシーズンのおかげで半額!ありがたや~ありがたや~
さて、公園内は広くてどう回ろうか悩みます。園内の湖の船は乗り放題なので、まずはそれに乗っていこうかなと思ったら、私たちが行きたい方面の船は運休とのこと。
仕方ないので歩いて行ってみました。
ぐるっと回って3時間くらいとチケット売り場のお姉さんがいっていたので大丈夫かな~と。
が、いけどもいけども。雪もまだ残ってるし、坂道だし、途中でもういいかな~と戻ろうかな~と思いましたが、まあ、時間はあるので、行ってみることに。
そしてたどり着いたのが、ここ。
いいね~。いいね~。
こういうの好きです。
この透明度。九寨溝並みです。きれい。
しかしながら時期のせいなのか水量が多くて歩道もところどころ水没しています。
轟轟と流れる水の音と勢いがあまりに凄すぎて・・・
落ちたらどうしよう、滑ったらどうしよう、、と恐る恐る歩いていきます。
むしろここ本当に歩いていいの???というほどです。
歩道が川になっていました。
ちょっと怖くなって、なんでこんなになってるのに道封鎖しないの!!と謎の怒りが。
ここ通ろうと頑張った末に諭さんは片足水没。靴がぐしょぬれに。
この時期に靴を濡らしたら乾かないし、、寒いし、、、かなりショックです。
ほかにも落ち葉の下に隠れた雪でつるんと滑りそうになるしで、
かなり危険なところたくさんありました。
そんな感じで、道が水没してたため行っては引き返し、行っては引き返しという感じで本来ぐるっと回ってみたかったのですが、結局最初のスタート地点に戻ってきました。
船も休止していたほどなのでもしかしたらそのルートは行っちゃいけないところだったのかな、と思いました。が、規制もされていませんでしたし、すれ違った職員さんや、職員の車、チケットカウンターのお姉さんや船の係員さんの忠告もなかったのでOKだとは思うのですが、立ち入り禁止にしてもいいくらい水没箇所、危険な道が多かったです。水量の多い時期は奥の湖気を付けてください。
奥の方だけなのかなあと思っていたのですがメインの方も水没箇所ありました。ここ最近の雨のせいなのか、雪解け水のせいなのか、すごい水量です。
ここも中国人観光客が水没した歩道を頑張って靴下と靴を脱いで行っていましたが、さすがに私たちは引き返しました。
でも、水量が多いので、その分、大迫力です。
光の加減で、虹が見えました。
最後、上の方からみた景色はまた最高でした。
水没した箇所を迂回したり、引き返したりして、結局5時間かかってしまいました。もうくたくたです。でも、やっぱり自然はいいな~といのが二人の感想です。
そのあと、バス停に行ったのですが、ちょうど、本当にちょうどバスが行ってしまいました。いや、別にこれが15分毎とか普通のバスだったらいいんです。これ、、あと2時間待たなきゃいけないんですよ。。はあ。。
疲れがどっときます。しかも私たちはこれで終わりではなく、今日中にスルニからちょと行ったところにあるラストケ村に行きたかったので、このロスタイム、痛いです。
もう、こうなったら、通りかかったバスに手あげて乗っけてもらうか、って意地になって頑張ってみたのですが、バスの運転手はみんなノー!ってジェスチャーしてスピード一切落とすことなく通り過ぎていきます。はい、すいみません。。
結局おとなしく2時間待ちました。その間、足はパンパンだし、疲れて果てしなく眠たかったです。
でもそれが休憩になったのか、宿に一旦かえって、スーパーに行って(ラストケ村から帰ったらしまってるかもしれないので)、そしてラストケ村に。
ここは以前の旅で諭さんがバスで通りかかったときに、川の中に家を建てたような村があり、なんだここ!と驚いたそうで、今回プリトヴィッツェに来たら行きたいと調べていたところです。
諭さんがみた当時はまだ開発されてなかったようですが、いまはその村の美しさを生かして宿やレストラン、昔の生活の再現などがあり観光化され、村に入るのにも入場料がかかります。
私は諭さんから聞いて、すっかり村の間に小川が流れているとかそんなもんかな~とイメージしていたのですが、違いました。プリトヴィッツェに負けない勢いです。
そして昔の人はこの勢いを利用していろいろなことをしていたようです。
例えばこれ。
これを水の勢いまわして
上にあるミルを回します。
そしてこれは洗濯機。
なかなか無い発想ですよね。
おとぎ話にでてくるようなメルヘンチックなかわいい村でした。
しかし、今日は歩いた。歩きすぎました。
この旅行出て初の万歩計が4万歩越えです。
距離にして約18km。
ふたりともおつかれさまです。