プリズレンからスコピエ
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コソボという国は、ググって(Google検索して)くれたらわかるのですが、
少々ヤヤコシイ国であります。が、それは政治や民族間の問題で、そこに住んでいる人々は特に気性が激しいとかそういうわけではありませんでした。
ただ周辺との国の関係上、外国人の私たちが不用意に国のことについて聞いてはいけないような雰囲気はあります。まあもともと私たちは英語が得意ではないので、込み入った話を聞くことはどこの国へ行ってもすることはないのですが。
それでも、挨拶はします。そのときに普段ならば、その国ごとの挨拶をすると喜んでもらえるので、その国の言葉を覚えるようにしているのですが。ここら辺にきて、顔だけではアルバニア人なのか、そうでないのか、という見分けはできないので英語のハローが無難だな。と思いました。
さてコソボには半日の滞在(夕方から朝まで)という今までにないはやさで出ます。
向かうはマケドニアの首都。
コソボ、マケドニアと諭さんも行ったことのない国なので、諭さんのコインコレクションが増えてきました。
マケドニアにはお昼過ぎには到着しました。バスターミナルからすぐの予約していた宿にチェックインをして、早速観光へ。
町中には二階建てのロンドンバスや凱旋門、やたらと銅像があり、ちょっとおもしろかったです。
お昼ご飯を通りのお店でテイクアウトしてベンチで食べました。
ここでちょっと意外な、マザーテレサ博物館へ。
なぜこんなところでマザーテレサと思いますが、実はマザーテレサはマケドニア生まれのアルバニア人なのだそうです。私はコルカタにマザーハウスがあるのでインド人かと思っていましたが・・・。
以前二人でコルカタのマザーハウスに行って死を待つ人の家でボランティアをしてから、なぜかマザーテレサと言われると親近感というか興味がでてきちゃいました。
中にはマザーテレサの生い立ちや功績などの紹介、身に着けていたベールなどの展示もありました。
私は中でもマザーテレサこの写真がいいなあと感じました。
マザーテレサの写真は今までに見たことはありますが、こんなお茶目な表情もするんだなあ、思いました。本当に心から慈愛に満ちた人だったんだろうなというのが感じられました。
よくあるマザーテレサの言葉などをまとめた本、日本にいたころは全然興味がなかったのですが、帰ったら読んでみようかな・・・。
通りかかった聖クリメント教会。
外装もなかなかないデザインだとは思うのですが、中も立派でした。
大きなキリストの絵が天井のいっぱいに。
帰り道には橋や広場を通って帰りました。
ここでまた私のトイレ問題。
ほんと、外国って気軽に行けるトイレがないんです。
結構遠くまで来たので宿に帰るまで30分以上かかって、
最後は半分泣きそうになりながら我慢して帰りました。
橋や広場の写真も撮って場合じゃなくて早く帰りたかったのが正直なところ。
毎回こういう話になってしまいますが、ほんとこれ、切実です・・・。