ピロホヴォ博物館へ行く
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ピロホヴォ博物館へ行く
ウクライナの観光は、本当なら西の端にあるリヴィウにある愛のトンネルや原発事故のあったチェルノブイリ見学ツアーなどがあるのですが、前者は季節的に緑のトンネルは望めないのでなし。後者は、放射能レベルは人体に影響のない程度に低下しているかもしれないが、今後子供を望む身としては、もしものことを第一に考えたい(もしもなにかの障害を抱えて生まれてきたときに、言い訳にしたくない)という私の考えがあって見送ることにしたのです。
じゃあ何があるの?って探したときに見つけたピロホヴォ博物館。ただの博物館だったら諭さんが興味ないのでしょうが、ここは屋外にあって、昔の建物を移転して、昔の暮らしを再現しているというちょっと変わったところ。広くて散歩やピクニックするにもいいと書いてある人もいたような。
ただあんまりメジャーなところではないので、行くのがちょっと大変でした。宿からメトロに乗って、ピロホヴォ博物館行きのミニバス(マシュルートカ)がでているという駅へ。そこで英語の通じないウクライナでは、現地の人に聞いてもなかなか伝わらない。ピロホヴォって言っても発音のせいか、知名度がないのか、わかってもらえない・・・。あきらめかけてようやくそれらしいバスに(444番)乗っていった。方向的には間違ってないので、携帯の地図アプリとにらめっこしながら行くことに。
博物館近くになって、ああ、これなら大丈夫だ、と思ったら、突然細い路地に入って全然違う方向へ向かってしまった。結局降りるタイミングをなくして、仕方なく乗っていくことにした。するとすぐにバスターミナルらしきところで停車して、乗客がみんないなくなってしまったので、ここが終点らしい。運転手に改めてピロホヴォ博物館へ行きたいというと、もう一台先に止まっていった同じ番号のバスが出るからそれに乗っていきなさいとお金を返金してくれました。
そのバスに乗って、さっき通ってきた道を戻りながら、一番博物館に近そうなところで降りました。そこから歩いて博物館へ。
博物館は思ったよりさみしい雰囲気。どんよりした天気のせいかと思ったのだが、全然人がいない。ちらほらいるものの、広い敷地の中では、どうしてもさみしさがありました。
入り口にあった地図を頼りに、ぐるっと回ってみました。
建物は古い建物をそのまま移築しているのが、趣あってよかったんですけど、いかんせん地味です・・・(笑)
途中の広場に屋台があったので、そこでお昼ご飯。店員さんが民族衣装を着ていたのが唯一華やかさがありました。(写真ではちょっと暗くなってしまいましたが)
風車や教会など家屋以外の建物もありました。
ここでみた木造建築の教会は、渋くて私の中ではなぜか結構ヒットしてました。
ちなみに博物館の中ですが、この教会は教会としてまだ使われており、礼拝しに来ている人もいました。
帰りは歩き疲れてくたくたになりました。
スーパーによって夕食と一緒にシュークリームを買っちゃいました。
明日はキエフ最後の観光です。