初めてのサーカス
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初めてのサーカス
この日は待ちに待ったサーカスの日です。
時間は午後1時から。1時間前にはサーカスの前に着いてそわそわしていました。すでにサーカスの前には馬がいたり、観覧グッツなどの販売があり子供たちも楽しそうで、私たちも気分が高まります。
サーカスの内容は時期によって変わるようで、文字は読めませんがどうやら火と水をメインにした内容だということが分かります。
30分前になり入場が開始され、いざ中に入ってみるとびっくり。中に大きな水槽がありました。ますますワクワクしてきます。
でも、席に着いて、早速がっかり。
なんと私たちの席はステージの真後ろ。しかも舞台装置でほぼ半分が死角になるという。。。
きちんと座席表みながら買ったはずなのに。これは私が舞台正面だと思ったのが音楽隊の真正面という勘違いからのミス。。。残念すぎます。
入場が開始されても席はガラガラに空いています。ウクライナの人には珍しいものではないからあまり人気がないのかな、、、?なんて思っていると、開始間際にはぎっしり。
子供たちも大人もお菓子や飲み物を片手に、あっという間に賑やかになりました。
待っている間も、舞台のプールで子供がゴムボートに乗ってお兄さんにぐるぐる回されるというアトラクションがあったりと、抜かりないです。
そしてサーカススタート。
手始めにチンドン屋のような恰好をしたピエロが出てきて、会場スタッフのお姉さんをプールに突き落とし、笑いがおこったと思えば、照明が落ちてガラッと雰囲気が変わり、歓声が起こりました。
そしてシルクドソレイユさながらのショーが始まりました。神秘的な演出に子供たちも息をのんで見つめていました。
サーカスってこういう感じなのか~~!!と二人で驚いていると、今度はマジシャンが出てきて、たちまちマジックショーに!おお~!
そしてサーカスのだいご味!
というかサーカスといったら私たちが連想していたもの。動物使い!
このサーカスは、シルクドソレイユのようなショー(なんて表現したらいいのかわからないのですが)と、マッジックショーと、動物使いのパートと、ピエロによるお笑いのパートがランダムに組まれていて、圧倒されるような大技の連続で感動していると、ピエロがドジなことをしてほっと息をついて、動物使いが失敗してグダグダしていると、危険なマジックショーでドキドキする。とまあこんな感じで進んでいくので、本当うまく組み立てているなあと思います。
音楽も生演奏っていうのがまた臨場感あり、舞台も大きくないので間近でいろんなものが見られて本当に楽しかったです。
マジックも後ろで見ていたのにもかかわらず、全然タネが分からなくて、諭さんは最後まで頭をひねっていました。
途中休憩があったのですが、言葉がわからない私たちはこれで終わったんだと思って席を立とうとしたのですが、周りの雰囲気から察すると、まだあるなって感じがしたのでトイレに行ってみると案の定大混雑していて、休憩だなとわかりました。
そのあとに見たかった熊の玉乗り芸があったので、帰らなくてよかったです。
終わった後もしばらく座っていたくなるほど、興奮しました。少し高めのチケットを買ってしまって失敗したかな・・・と思ったのですが、この値段でここまで楽しめたので本当に満足です。
子供たちも本当に楽しそうだったので、日本に帰って、もし自分の子供ができたら、サーカスに連れて行ってあげたいな~と思いました。
また、改めてピエロの笑いやサーカスの芸術は言葉の壁を超えるんだなあと思いました。