フェズの皮なめし工房を覗く
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フェズの皮なめし工房を覗く
今日はお昼過ぎにメディナ散策に出かけました。
まずはレストランでお昼ご飯。やっぱりタジンになっちゃいます。
変わり種にサンドイッチを頼んだら、おもったよりチーズがたっぷりでした~。
モロッコのメディナと言えば、タンネリ。前回、諭さんが来たときは行かなかったそうなので、諭さんも初タンネリです。タンネリとはフランス語で皮なめしの意味で、動物(モロッコでは主に羊や牛)の皮を薬剤で染めることを言います。
フェズのメディナの奥まで坂道を下っていくと、川に出るのですが、その水を使って皮なめしが行われているので、フェズのメディナではどう道に迷っても、下っていけばタンネリ工房に出るようです。
タンネリ工房の連なる通りへ行くと客引きがあっちだこっちだと寄ってきます。無料だといっても後でお土産を買えとしつこかったり、チップが必要になるので、最初に値段を交渉してから入るのをおすすめします。またお店によってテラスの角度や高さが異なり、見え方が違うようですが、こればっかりはお店に入ってからでないとわからないので運次第というのか。私たちは中国人団体客が流れていくお店に中国人に紛れて入っていきました。多分団体客ならいいところに案内されるだろうという諭さんの名推理のおかげで、眺めのいいお店に入ることができました。
タンネリ工房はとっても臭いので、入り口でミントの葉っぱを渡されます。匂いで気分が悪ならないようにという配慮なんでしょう。それにしても臭いです。写真で見る分にいいんですけどね。
思う存分皮なめしの作業を眺めたあとはメディナの中をプラプラ。散歩しました。マラケシュのメディナよりは道がわかりやすくて、安心です。
明日は青の町、シャウエンに行きます。