マンシージャ・デ・ラム・ムラス

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マンシージャ・デ・ラム・ムラス

昨日の夜、雷が鳴っていたので、夜のうちに振り切ってくれないかな〜と祈る思いで寝たのですが、朝起きてみるとやっぱり雨の音がしました。結構強めに降っていたので、もう１時間遅らそうよと諭さんがいうので、二度寝。１時間後少し弱まっている様子だったので出発の準備をしました。いつもならとっくに出ている巡礼者の人もアルベルゲで雨の様子をうかがっていました。

朝ごはんを食べて、小雨が少し降っている状態でしたがこれ以上遅らせても仕方がないので出発です。

今日も一直線に続く道を延々と歩きます。一つ目の村までは12キロ。雨に降られたらかなり辛い道のりですが、出発してから1時間くらいで雨が止み、空が明るくなってきました。

空を遮るような高いビルの無い畑に囲まれた巡礼路。360度見渡す限り空と畑です。

今日も色々話しながら歩いて、何度か休憩して、ようやく一つ目の村に到着しました。

ベンチに座ってりんごを食べて一息ついて、再スタートです。ゆっくり座って休憩した後はいつも歩き始めは股関節と膝関節が伸びきらずによちよち歩きの二人です。

そこからは残すところ6キロ。

ここまできた時にはすっかりお天気が回復してきて、洗濯物が出来そうで安心しました。

アルベルゲに着くとやっぱり韓国人の夫婦が、最近は同じペースで進んでいるのかよく一緒になります。ドイツに住んでいるという息子さんが昨日から合流したらしく楽しそうです。

アルベルゲに着いてからはいつも通り、シャワーと洗濯、買い物を済ませ、マッサージをして、夕食を作って、のんびり過ごします。

今日の夕食は珍しくジャガイモをメインにしました。パスタばかりで飽きてしまうので、少し気分転換です。

ジャガイモとタマネギとニンジンをベーコンとニンニクと一緒に塩胡椒で炒めて、パセリを振って出来上がりです。少々ジャガイモが固いと諭さんには不評でしたが、味はまあまあの仕上がり。付け合わせにトマトと、トマトスープを作って一応形になりました。

自炊の量が多いのか、ワーオと驚かれることがしばしば。でもその分動いているからいいかなーと、甘やかしています。

夜は中庭で欧米人のグループはワイワイとご飯を食べて、ワインを飲んで、しゃべったり、歌ったりと今日も大賑わいです。

今回のアルベルゲのドミトリーは6人ずつくらいの部屋に分かれていて、私達の部屋はほぼ韓国人と日本人なのですが、そっちの方が静かで私にとっては気楽です。

さて、明日はお天気も回復して暖かい一日になりそうです。明日の目的地はレオンといって大きな町です。観光もしたいと思っているので早めの出発です。ではおやすみなさい。