ラバナル・デル・カミーノ
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ラバナル・デル・カミーノ
相部屋の韓国人たちははやーくに起きて準備万端。私達はその音で目が覚めて、ちょうど良い感じ。かえって早々に部屋に誰もいなくなってしまったので、電気をつけて声を出してガサゴソと準備ができたのでありがたかったです。
昨日は久しぶりにお酒を飲んだせいかぐっすり眠れたので、今日は頑張れそうです。距離もまた20キロ程度なので余計に気持ちが楽です。
アストロガの町を抜けるときに、ガウディの建築の横を通って行くのですが、明け方の暗闇と月とでとても良い感じでした。独特な雰囲気のガウディの建築物はサクラダファミリア以外にも観光スポットになっているようです。
今日は二人とも話す元気があり、あっという間に1時間歩き一つ目の村に。朝食にりんごとクラッカーとヨーグルトドリンクを飲みました。
韓国人家族は朝食や昼食などにバルに時々入って行くのを見かけます。なので先を歩いていたはずがいつの間か後ろにいたりなんてことも。でも、歩くペースはあまり変わらないせいかいつも抜きつ抜かれつです。
昨日の夕食の時に、お店で食べてるところを見たことがないと言われてしまいました。確かに朝はフルーツやマフィンなど、昼はサンドイッチを作ってお弁当にして持っているし、夜はたいてい自炊なのでお店には入ってないのですが。
でも昨日みたいにチョコレートラテを飲んだり、マックに行ったり、気分転換は大事ですね。今はゴール地点のサンティアゴコンポステーラでお祝いのモスト(ワインのアルコールなし)をバルで飲むのが楽しみです。
今日のルートはやたらと人が多かったです。レオンからスタートする人もいる多いからでしょうか。次から次へと抜かされて、巡礼路は狭いので二人で横になって歩けませんでした。
日本人の女性がすれ違って今日は25キロ歩くと言っていました。もう一人、日本人の女性にあってレオンまで40キロ歩いたと言っていました。今日は行けるところまで行くそうです。女性一人でもカミーノは楽しめそうです。それにしてもタフなお二人でした。
いくつか村を通り過ぎ、11時過ぎに目的地の村に着きました。が、目的の公営のアルベルゲは開いておらず、そのすぐ横の私営のバルが併設されたアルベルゲへ。
バルが併設されている為、みんなここでお昼ご飯をとっていました。まあ私達は持ってきたサンドイッチがあるので食べませんが。
その後はいつも通りシャワー洗濯買い物マッサージ夕食寝る。です。毎日同じ事の繰り返しになりますが、それは日本に居た時も同じことで、スペインという異国の地にいる事や毎日同じ場所には留まっていないというだけで、昨日の自分とは違うんだと思います。
今日は前髪を少し切ってサッパリです。
また二人でもう一度カミーノの日程を見直してああでもないこうでもないと考え計画する、それだけで今日は充実しました。
明日は山登りです。巡礼路では1番標高地点とのこと。距離は歩きませんが、辛い道のりになるかも?なので、しっかり眠りたいと思います。
おやすみなさい。