バルセロナ
6/21
バルセロナの宿は冷房がなく、小さな扇風機のみ。部屋はエコノミーダブルルーム。ダブルルームなのに2段ベッドという斬新な部屋でした。
でも2段ベッドの上はとても眠れる気温ではなく、寝ているだけなのに熱中症になりそうな熱気。恐ろしや〜〜。
仕方ないので、下の段で2人寝ましたが、ただでさえ狭いのに身体があたって暑い！寒かったら身体を寄せ合ってどうにかなるけど、暑いのはもう。結局私は諭さんの足元の方で縮こまって寝ました。
お互いちょっと寝不足。
朝食付きなので、朝ごはんをしっかり食べて、9時過ぎに出発。
今日はまずサグラダファミリアへ向かいます。もちろん歩いて。
やっぱり今日も暑いので、日焼け止めと帽子は必須です。それでもやっぱり暑い。日陰を探しながら3キロほど歩いて、到着！
スペインに来て約2ヶ月。ようやくお目にかかれました。アントニ・ガウディのサグラダファミリア！
2026年に完成予定とのことで、だいぶ完成に近づいている様子でした。諭さんはトレドに続きここも3回目。でも前回よりだいぶ雰囲気が変わったそうです。
というのも、尖塔の装飾が新しく可愛らしいので、それが以前の古めかしい厳かな雰囲気とは一変している様子でした。私も写真で見ていたサグラダファミリアとはちょっとイメージが違うな〜〜と感じました。
でも、ガウディが建築したカサ・ミラやグエル邸、カサ・バリョのデザインを見ると、そうなるのも頷けるのですが、個人的にはもう少し聖堂らしい厳かさがあってもいいかな〜なんて思っちゃいました。
さて、中に入ろうとチケット売り場に並ぶと、なんと、17:00〜19:00のチケットしか残っておらず、塔へ登るチケットは完売とのこと！
おそらくみんなオンラインチケットでの購入が多いのでしょう、当日券で入ろうと思ったのはちょっと甘かったようです。しかもこの時間は遅すぎだよう。
仕方ないので、近くのマックのWi-Fiを使って、明日の入場券を確保しました。オンラインの方が安くなって結局お得になったので、元からこっちで買うべきでした。
そのあとはサグラダファミリアを周りから観て、近くのサンパウ病院を観に行きました。
ガウディの建築のような様式をモダニスモというらしく、こちらはガウディのものではありませんがモダニスモの建築としてはとても有名なものだろそうです。中に入らず、外からの鑑賞のみですが、芸術が病を治すという思いから、この病院を建てたそうです。なるほど、そういう考えもあるのだなーと。
続いて帰り道にガウディ建築のカサ・ミラ、カサ・バリョを観てきました。どちらも入場にはお金がかかるので、外観のみ。バルセロナの観光は全部見ようと思ったらお金がいくらあってもキリがなさそうです。。。
外観だけでも、その特異なガウディ建築の雰囲気はわかります。ヨーロッパの街並みだからこそ、まだ馴染んでいますが、もしこれが日本の住宅や繁華街にあったら明らかに異質です。
まるで何かのテーマパークのようです。
今日はまだまだ歩きます。
続いて、目指したのが、スペインといえばこれ、という食べ物。パエリャを食べに行きました。
パエリャもピンキリで、観光客相手にに安いのを出しているところもあり、高いくせに美味しくないところも多いとのことで、なかなかお店の外観からはどこがいいのかわからないです。そこでつい頼ってしまうのがガイドブック。そこに載ってるお店なら間違いないだろう。と。まあ、ネットで見るとガイドブックに書いてあるお店も賛否両論で、本当に美味しいパエリャに当たるのは結局運なのでしょう。
でも、私が行ったガイドブックに乗っていお店、エルチェというところは、問題なくお値段相当の美味しいパエリャが食べられました。
ガウディ建築巡りですでに歩き回っていたのでヘトヘトだったのですが頑張った甲斐ありました。
店内は、こんな格好で入っていいものかしらという雰囲気のキチンとしたレストランでした。
魚介のパエリャは一人前17.8ユーロで二人前からの注文。
久々に贅沢です！
手長海老、海老、イカ、あさり、ムール貝、パプリカがのった見た目ですでに美味しいパエリャ。
味も私たちにはあって大満足でした。
店内に何人か日本人がいてやっぱりガイドブックの力はスゴイですね。
パエリャを食べたので、あとはサグラダファミリアは明日の楽しみにとって置いて今日は終了です。
