アルティンアラシャン
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アルティンアラシャン
ユルタの中は意外に寝心地良くぐっすり寝られたのですが、朝早くからニワトリの声で起こされてしまいました。
8時に宿をでて、マシュルートカ乗り場まで歩いて行きました。
途中でバザール内にあった食堂で朝食をとりました。アシュランフーとラグメン。ようやくキルギスのローカルフードらしいのが食べられて良かったです。
昼食用にポテトとミートの揚げ物をお持ち帰りして、マシュルートカ乗り場へ。
350番のマシュルートカでアクスー村まで行きました。
温泉のあるアルティンアラシャンとあう渓谷はこのアクスー村から歩いて16キロほどのところにあります。このトレッキングコースを歩くか、ジープに乗って行きます。
ただ私たちはアクスー村の入り口手前で降ろされてしまい、トレッキングコースの2キロ手前から歩かねばならないという運の悪さ。ちゃんと言えばトレッキングコースの入り口まで行ってくれるはずなのですが、お客がいなかったせいか、運転手の気まぐれだろうと思います。くそぅ。
カミーノを歩き終えた私たちには大した距離ではないはずなのですが、すでに燃え尽き症候群か、ここ最近の怠慢のせいか。足がすでに重たかったです。
でも確かに、景色が良く、トレッキングコースには最適でした。
カミーノではあまりなかった山に囲まれ、川沿いを歩いて行く道はまた新鮮でした。
昔小学生の頃に国語の教科書でみた星野道夫の写真のような景色でした。
真っ直ぐ伸びた杉林とその間をごうごうと流れる川が、昨日の雨で増水しているせいか大迫力でした。
川の音で、時々後ろから来るジープの音がかき消されてちょっと怖かったのですが。
カミーノで自分たちのペースを知った私たちは、途中途中で休憩を入れながら6時間とゆっくりですが、無事到着出来ました。
久しぶりの15キロ越えで心折れそうにもなりましたがそれでも頑張って行く価値ありでした。
アルティンアラシャンの宿はいくつかありましたが、到着前から遠目から見て二人で気になっていたユルタがローケーションも、雰囲気も、値段も良かったので即決しちゃいました。
しかも、この渓谷が気に入っちゃったので、もう一泊して温泉にはゆっくり入ろうということになりました。
久しぶりに二人そろって気に入った場所です。
温泉はどの宿も200ソムで個室の温泉が入れます。
そしてここらならではの屋外の天然温泉があるのですが、ちょっと歩き疲れた私たちは、そっちは明日にして、今日は個室の温泉をゆっくり入る事に決めました。
アルティンアラシャンにくるのも、温泉も、正直イシククル湖のついでに来たのですが、期待以上でした。温泉もとっても気持ちよく、やっぱり肩までお湯に浸かるのは最高だなーと思いました。少し硫黄の香りがして、肌もスベスベになります。温度も少し熱いくらいでちょうどいいです。
本当に気持ちよくて、入ったり出たりしながらあっという間に1時間以上過ごしちゃいました。。諭さんは最後は逆上せてバテてましたが。笑
お風呂上がりのホカホカの身体を風にあてながらユルタに戻って、頼んでいた夕食。これもまた美味しかったので、大満足です。ついでにビールを飲んでこれまた最高でした〜。
夕食後は、まあ何もすることがないので、自分たちのユルタに戻って早めに寝て、夜中起きれたら星が見たいなーと思います。
お湯を沸かしています。
馬乳酒という馬の乳を発酵させたもの。(味に一癖ありますが、身体にはいい)
あ~頑張ってアルティンアラシャンきて良かった〜