バクーからトビリシ
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バクーからトビリシ
今日は朝から観光に行きました。
まずはザハ氏の現代建築を見に行きました。宿から歩いて行ける距離にありました。
アートはわかりません。わかりませんがやっぱり惹かれるものがあります。
時に青い空と、緑色の芝生と白い曲線の建物のコントラストがくっきりしていて、美しかったです。
観光客も多く訪れているのか、ツアーバスがたくさん停まっていました。中は何になっているのか。のぞいてみるとクラッシックカーの展示があり、おそらく企画展などもあるようです。
ぐるっと一回りして、外観を楽しんだあと、メトロにのってアゼルバイジャン唯一の世界遺産、旧市街へ。
まさか世界遺産があると思っていなかったので、驚きです。
旧市街でレストランに入ろうと思ったら、そこは観光地価格のお高いレストランだったので慌てて撤退して、駅前のケバブ屋で食べました。
結局そういうのに落ち着いちゃうんですね。
さあお腹が満足したので、ぷらぷら散歩しようかと思ったら、ヒヴァで会った日本人の女の子に会いました。ルートがほぼ丸かぶりなので、会うのは偶然の必然というか。少し立ち話をして別れました。きっとまた会うでしょう。
旧市街は、昨日の夜景や今日の現代建築からは想像できないような、町並みでした。どこかで見たような既視感もありましたが、こう言った昔の風景が今でも残って、しかもそこに生活している人がいるっていうのは、いいなあと思いました。
乙女の塔をみにいったり、お土産やさんに入ったり、猫の写真を撮ったりしながらぷらぷら散歩をしました。
満足したので、宿に帰ることに。
とはいえ、今日は夜行列車でトビリシへ向かうので、宿には泊まらず、預けた荷物を取りに行ったら駅へ向かいます。
あーお風呂に入れない。
それなのにすっかり汗だくになってしまいました。
スーパーで買い物をして食料を調達して、宿へ戻りました。
そしてバスに乗って駅へ。
駅構内は新しいのか、広々していて、綺麗で冷房も効いているので、電車の時間まで快適に待てそうでした。
しかも待ち合い所に行くと、セパレート式のソファがあり、電源も付いていて、Wi-Fiもあるのでネットをしたり暇つぶしには心配なさそうです。むしろ早く来てここで休憩しておけばよかった〜〜なんて思ってしまいました。
ここでもヒヴァで会った日本人の男の子と再会しました。やっぱりみんな同じルートなようです。
彼の好意で荷物を見ててくれるというので、私たちはそばにあるフードコートで夕食。中央アジアの料理も食べ納めです。
夕食の後は、のんびりして、30分前にホームへ。
列車に乗ると、中がモワッとしています。まさか、またあの蒸し風呂状態なのか、、、いや、この間の列車は冷房付きらしいという情報が、、出発したらつくんだな。そうだ、出発したら大丈夫。
そう言い聞かせて待ちました。
そして出発。
暑い。
速度が上がり、気持ち涼しいような。いや窓から入る風のせいか。
もんもんとした空気は取り払われた気がしたのですが、冷房の冷気とは違う風。
とりあえず、あの蒸し風呂ではないは確かだ。ということで、安心しました。
だんだんここら辺の夜行列車の勝手が分かって来たので、シーツや枕カバーなどもきちんとつけて、寝ました。
国境越えは朝になるので、それまではゆっくり眠れそうです。