ヒヴァからヌクスへ
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ヒヴァからヌクスへ
朝ごはんを食べて、タクシーが宿に迎えにくる前に、慌ててお土産を買いに行きました。
昨日のぞいたお土産やさんで目星をつけていた緻密なデザインの模様の描かれた木箱を見つけたのですが、閉店間際だったので、明日来るねーと言っていたのです。
お店のお兄さんは8、9時にお店を開けると言っていたのですが、9時に見せに行くも開いておらず、30分ほど開店待ち。
朝の旧市街は暑さもそこそこで、落ち着いて見ることができました。
無事気に入った模様の木箱を選び、お値段もそこそこ値下げしてもらって購入。
ウズベキスタンのお土産も買えたので、未練なくヒヴァを出発できました。
タクシーはクーラーが効くかなーと期待していたのですが、今回もダメでした。
そもそも、タクシーが思ったより早く来ることになった理由に、涼しいうちに行こう。ということなので、まさかな〜とは思っていましたが。残念。
しかしヌクスまでは2時間、今までを考えると、全然苦にならない時間です。なので、少々の事ならひたすら寝て、解決です。
ヌクスについて、宿まで送ってもらいました。
宿は久しぶりのホテル。少し値段は上がりますが、当たり前にクーラーがついています。
みんなで一つの部屋を借りました。
荷物を置いて、すぐに明後日の電車のチケットを買いに行きました。
りゅうきくんはまた明後日ヒヴァに戻るのでチケットは必要ないのですが、ロシア語が達者なので付いてきてもらうことにしました。
まずは宿から歩いて近くのバザールへ。ここからミニバスが、駅まで出ているので、それに乗って行きます。
と、その前に。ウズベキスタンは闇レートというのがあり。正規レートの約2倍。だいたいバザールや商店などにビニール袋にたくさんの札束を入れたおじさんがいます。
ウズベキスタンの通貨はインフレで、100ドルを両替しようものならドーンと札束が返ってきます。
ウズベキスタンの通貨の価値が暴落していてみんなドルを欲しているゆえの闇レート。
日本にいたら、自国の通貨の価値が下がることや、外貨で貯金することなど考えたこともないので、とっても不思議な感覚です。
少額ドルを両替するとたくさんの札束が返ってくるのですが、それゆえ、起こりがちな問題が。
両替して、後から確認したらお札の数が足りない!
なんてことが。一枚のお札を半分に折って二枚分に数える。などの小細工もザラだそうです。
これも日本にいたら、まず知らないことです。
しおりさんが、両替をしたいというので、バザールで探してみると、探す間も無く若いお兄さんたちがチェンジマネーと言って寄ってきました。
が、あまりレートがよくなく、もう少しあげてくれと交渉。なかなか上がらず、じゃあ仕方ない違うところに行こう、とするとオーケーオーケー。とようやくあげてくれました。
が、そうやってレートが良くなったと思いきや、先の手口。もらったお札を、しおりさんが数えてみると少し足りない。足りないよ!と言ってお兄さんに渡すと、お札を半分に折り曲げて、カサ増し!、しおりさんがそれに気づいて言うと、悪気もなさそうに帰って行きました。
結局、しおりさんがドルを渡していなかったので、そのまま交渉は破断になりましたが、もしドルを渡していたら、そのままトンズラされていたかもしれません。本当にこうやってるのか。と間近で見て驚きました。さとしさんが事前に、ドルはお札を数えて確認した後に渡した方がいい!と強く言っていたので良かったです。
そんなこんなで、ちょっとモヤモヤっとしたのですが、そんな気分を変えて、アイスクリームをみんなで食べました。
両替は一旦おいて置いて、ひとまず駅に行きました。
チケット売り場では札束を持った現地の人が何人もブースの前に固まっています。
チケット売り場で列に並ばない、割り込むのは中国やエジプト、インドなど、外国あるあるではありますが、ここでもかーと思ってしまいます。それにお札の数が多いので余計に時間がかかるのです。
りゅうきくんのロシア語でチケットは無事購入。ないと思っていたヌクスから直接アクタウ行きの電車があり、予定よりもずっと楽に移動が出来そうです。りゅうきくん様々です。
夜ご飯は宿の周りにはレストランがなさそうなので、レストランのカフェでとることに。ホテルといえどもお手頃なのが嬉しいです。
明日はみんなでムイナクへ日帰り観光です。