トルソバレートレッキング
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トルソバレートレッキング
朝早くに宿をでて、ツーリストインフォメーションへ。宿のオーナーに荷物を置かせてくれと頼むもダメと言われ、ツーリストインフォメーションにおいてもらおうと思ったのですが、まだ空いておらす。途方に暮れていたのですが、だめもとで送迎を頼んだタクシーのドライバーに車の中に荷物を置いて行っていいかと頼んでみると快諾してくれました。これで重い荷物を背負わずにトレッキングがたのしめそうです。
30分程度でトルソバレーのトレッキングのスタート地点へ。まだ日が昇ったばかりで、トルソバレーは日が当たらず寒いです。
羊飼いのおじさんはあったかそうな上着を着ていました。
日が昇り渓谷に光が差し込んでくると、一気に緑が増して素晴らしい景色になりました。カメラをどこに向けても様になります。行けどもいけどもきれいな景色で、逆にどこを撮っていいのかわからなくなってきます。途中からはカメラは諭さんに預けてひたすらこの景色を目に焼き付けて歩きました。
ぬえさんもしおりさんもみんなそれぞれ自分のペースで歩いて、自分の世界に浸っているようです。
ここのトレッキングルートは欧米人にも人気があるらしく、またバスも満員だったのでほかにも人がたくさん歩いているのかな~と思っていたのですが、全然いません。かえって時間帯がずれていたのかもしれません。
気が付けば汗ばむくらい日差しが強くなっていました。
昨日の雨が嘘のような青空です。
ジョージアは自然がやばい!と出会った旅人さんたちから聞いていたのですが、本当に凄いものを見られました。確かに歩くのは疲れますが、それも忘れられるくらい素晴らしい道のりです。
4時間ほど歩いてロシアとの国境近くまで歩いたところで、ゴールです。とはいえ、また同じ道を歩いて戻っていくので、まだ半分ですが。
ここでお昼ご飯。と休憩をして、みんなで集合写真を撮ったりして過ごしました。
帰り道は昨日の疲れも相まって、足は重たいのですが、写真を撮る時間が短くなった分3時間で戻ることができました。
同じ景色を見ながらの帰路でしたが、それでもまた同じように感動してしまう景色でした。
迎えのタクシーの時間まで1時間余ってしまったので、みんなでのんびり待ちました。
怖くて橋を渡れない牛たちを一生懸命わたらせようとする牛使いのおじさんを眺めていました。結局1時間たっても渡らなかった牛たち。
タクシーでカズベキのバスターミナルに戻り、またケバブを買って、最終のバスに乗ってトビリシへ帰りました。
そしてトビリシの宿に戻る頃には真っ暗。しかも宿は満室状態でベッドが空いておらず。ぬえさんはドミ、しおりさんはスタッフ用のベッド。私たちはテント。とりあえず、今夜は疲れていたので横になれるだけでもありがたいです。
それにしても、トルソバレー素敵なところでした。