ウシュグリ観光

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ウシュグリ観光

昨日メスティアに到着した私たちですが、今日はここから少し離れたウシュグリ村へ行きます。メスティア同様に復讐の塔がある村なのですが、ここはジブリ「天空の城ラピュタ」に出てくるシータの故郷のモデルと言われています。ジブリ好きの私には魅力的。フィリピンで知り合ったノブさんショウコさん夫婦のおすすめもあっていきたいと思った場所です。

朝、宿を出てバスターミナルへ向かう予定だったのですが、宿のオーナーにウシュグリヘ行くといったところ、同じ宿に泊まっている人がウシュグリヘいく車を呼んでいるというので一緒に乗せてもらうことに。値段も相場通りだったのでよかったです。

そうして欧米人の家族と一緒に車に乗ってウシュグリヘ。途中から道が悪く、結構時間がかかりました。ウシュグリに着くと天気はどんより。雨が降ったりやんだりしています。メスティアの町よりもこじんまりしていますが、村ののどかな雰囲気がいい感じでした。おそらく晴れていたらもっときれいな場所なんだろうな。

車は橋のふもとで待機。私たちは歩いて村を散策します。

小さいのですぐに見て回れます。子豚が歩いていてとってもかわいかったです。

丘の上に出るとウシュグリ村を一望できました。山と川と村とがそれぞれいい感じにまじりあっていて、なんだかミニチュアを見ているような気分になりました。

帰り道にレストランを探しながら歩きました。ようやくたどり着いたお店は結構にぎわっていて、私たちが乗ってきた車の運転手もそこで休憩していました。にぎわっているだけあって味は抜群でした。ジョージア料理ははずれが少ないです。

そのあとは時間になったので集合場所に戻り、また欧米人の家族と一緒に帰りました。

帰り道の途中、復讐の塔へ登れるところに連れて行ってくれました。

この復讐の塔というのは、一家に一棟あるもので、昔この村の人が家族が殺されたり辱めを受けた際にはその家族全員で復讐をするという習慣から身を隠すために建てられた塔なのだそうです。

天気はすぐれませんでしたが、いいものがみれました。

私たちがメスティアにゆうやさんを行こうと誘ったのですが、ゆうやさんも来てよかったと言ってくれたので、本当によかったです。

帰って、宿を移動。と思ったのですが、昨日「明日泊まりたい」と口約束していたのに、「満室だ」と言われてしまいました。でも昨日約束したオーナーではなく、不在中留守番を頼まれているのであろうおばあさんで、英語も通じません。おばあさんの電話でオーナーに連絡を取ってもらうもうまく伝わらず、何度が押し問答を繰り返した後、ようやく泊まれることに。しかしオーナーがかえってくるまでは部屋には入れないので、２時間ほど待ちました。そのうちに大雨が降ってきたので、とりあえず宿の中に入れてもらえてよかったなと思いました。

そのあとオーナーがかえってきて無事に部屋を案内してくれました。昨日より大きな部屋で、昨日より安く、インターネットもできるので、いろいろあったけどわざわざ移動してきてよかったな～と思いました。

雨が止んだのでみんなで夕食へ。宿の近くに一件だけあったレストランに入ってみることに。これまた昨日に続きあたりのレストラン。一見まずそうなヨーグルトとキュウリの冷製スープさえおいしかったです。

お腹いっぱい楽しい夕食でした。宿に帰ってゆうやさんと諭さんはお酒を飲みかわし、私としおりさんは今まで撮った写真を交換し合って夜を過ごしました。

明日はいよいよしおりさんとお別れです。キルギスのビシュケクであってから１か月以上。短いながらも６か国と一緒に旅をしてきました。いつも優しく、つらい時もつらい顔を見せずに明るくふるまい、諭さんのノリにも乗ってくれる楽しいしおりさんが本当に私たちは大好きでした。そして本当にいい旅友でした。

明日はしおりさん泣いてくれるのかな～なんて諭さんがふざけていますが、笑って別れたいものです。