カルデニュエラ・リオピコ
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カルデニュエラ・リオピコ
昨晩はいびきの大合唱で、諭さんは少し寝不足のようす。
今日も6:00に出発して、峠を越えます。
宿を出て早々に山道を登っていきます。今日はちょっと寒いかなーと思ってたらすぐに急な上り坂だったのですぐにウォームアップできました。
薄暗い中の山道はちょっと足元が不安です。
日本人のおじさんも後からやってきて、少しお話ししながら歩いて行くと、もう峠に到着してしまいました。
難所の一つだったという場所なので、どんな険しい山道がと怖がっていたのですが急な上り坂がいくつかあってそのあとは森の中を延々と歩いていくルートでした。
でもここまでが2時間。ここを下ってひとつ目の村まではあと1時間。その間ずーっと森の中。道幅は広くてなだらかなので歩きやすいです。
日本人のおじさんはあっという間に先に行ってしまいました。
下ってひとつ目の村に到着して、今日はようやくここで朝ごはんです。
二つ目の村までまた3キロ程歩いて、また休憩。今度はりんごを食べました。以前にりんごを手で真っ二つに割っていた韓国人がいたので、真似してみたら案外簡単にできました!外国のりんごは日本より小さくて、みんな丸かじりするので皮も薄いのかな?と思うのですが、自分の握力が恐ろしいです。
ここの商店でまた食料を調達しておかないと、今日の目的地の村は小さいので買えないかもしれないと思い、バルに併設されたショップでパンを購入。
5,6分待って、オーブンから出てきたので焼き立てかな!と期待したのですが、中は冷えてたので、多分温め直しだったのでしょうか。ちょっと値段もはったのですが、ここはしょうがない。
諦めて目的地の村へ向かいました。
残すところあと2時間。
だんだん時間が経つのが早く感じられるようになりました。
あと何キロだから、何時間くらいだね〜と見当もつくようになり、カミーノレベルが上がってきています。
でも速度はあげられず、みんなのようにはいかないですね。でもギブアップしないように頑張りたいです。
丘をもう一つ越えて目的地の村へ。丘を越えて見えてきた大きな町が明日目指すブルゴスの町。
今日はそのひとつ手前の村で休憩です。体力がある人はプラス3時間程でブルゴスへ行ってしまいます。
昨日あった遠藤さんも私達がリオピコの村に到着した頃、通りかかりブルゴスを目指して歩いて行かれました。すごいなー。
リオピコの宿は、規模は小さいものの、最終的に結構人数が集まりました。
夕食にどこかで食べようか思ったのですが商店なくレストランも宿に併設されたものばかり。
私達も結局宿の夕食をとることにしました。初巡礼者用メニューをいただきます。
1人9ユーロ。
ワインと水
サラダにスープとパン
チキンとポテト
バナナジュースに
イチゴのシロップ漬け
とおなかいっぱい食べられて満足です。
たまにはちょっと贅沢もいいです。
宿のスタッフの誕生日だったらしくチョコケーキもおすそ分けをいただきました〜
夕食タイムはみんなでテーブルを囲むので自然と宿のみんなとも会話になって、やっぱりもう少し英語が出来ないとな〜って感じです。
明日も頑張ろう〜。
と、はやくも今夜もいびきがうるさそ〜な人が。
(宿に飾ってあったこどもが描いたカミーノの絵がかわいかったです)