ピラミッドでまさかの・・・
1月28日
ピラミッドでまさかの・・・
今思い出しても悲しくなる。
エジプトを嫌いになってしまいそうだった。
でも今思えばこれもいい経験の一つ。
それでもあの瞬間は本当に怒りというか
悲しみというかいろんな感情が沸き上がってきてどうしようもなかった。
諭さんのなだめる声にも耳を傾けられず、ふてくされていた。
エジプトの人みんながみんなそうではないのに
みんながみんな憎らしく思えて。
まさかピラミッドの入場チケットで、
お金をくすねられるなんて思ってもみなかった。
まさかチケット売り場でお札をすり替えられるなんて。
割とありがちのパターンらしいのですが、
してやられてしまった。
でも証拠もないし、
泣き寝入りするしかない。
モヤモヤしたままピラミッドの観光へ・・・
思ったより大きい。
でも曇り空だし・・・
観光客多くて・・・
いやいや、暗い気持ちを吹っ切らねば・・・
笑えてない・・・・・・・・笑わないと!
でもやっぱり・・・・
でも不思議と・・・
ピラミッドを見ているうちに・・・・
この大きなピラミッドは
なぜ作られたのだろうか・・・
なぜこんな大きなものを作ったのだろうか・・・
エジプト人は昔からとんでもない。
とても私には理解できない。
エジプトに来てぼったくろうとしてきた人はたくさんいたし、
もっとひどい目にあっている旅行者もいる。
そんな中でエジプトの通貨が暴落しているいまはくすねられた額も
悲惨とは言い難い。
これを一つの経験として乗り越えることが成長につながるのなら、
有り難いともいえる。
そんな風に思えてきた。
せっかく来たピラミッド。
堪能してやる!!!ということで
ピラミッドの中へ
ピラミッドに上るのは禁止されていますが、入り口はオッケーです。
中は思ったより狭くて蒸し暑くて
背中をまげて急な斜面を登っていきました。
人数制限は設けられているものの
相互通行。
行き違うのはやっとのこと。
たどり着いたのはがらんとした四角い空間。
なんとなく空気が薄く感じられ、長居はしたくないところです。
長居したところで何もないですから。
確かにガイドブックにも、諭さんからも
何もないよと言われたのですが、
何もないことが分かって満足しました。
蒸し暑かった中から
外に出るとスーッと汗が引いて気持ちよく
なんだか気分もよくなってきました。
ピラミッドも余裕をもって見れるようになってきました。
ピラミッドといえば、こちらも有名。
スフィンクスです。
ちょっと顎が出てて横顔が少し間抜けな感じで、
思ったより腕と体のバランスも変ですし、、
なんか笑えて来ちゃいました。
(ちなみに写真を撮るなら、こっち側・スフィンクスの左手よりも、右手側の方がおススメですよ)
宿に帰ると大学生たちが今夜ピラミッドに登ると意気込んでいました。
(だめです!危険です!)
若いっていいなーー。
とんだピラミッド観光でしたが、
これも話のネタとして、笑っていきたいと思います。
(諭さん、いじけて機嫌が悪くなってごめんなさい)