アンドラからバルセロナ
6/20
アンドラでは結局何もせず終わってしまいましたが、旅の合間の息抜きになりました。(ケンカしたけど)
アンドラの宿をゆっくりでて、11時のバスに乗ってバルセロナへ。
バルセロナの北バスターミナルから2キロ歩いて宿へ。
なかなか便利な立地のホステル。でもすでに6月はシーズンに入っているのか、安宿でもやっぱり高いです。
カミーノの最初の頃に予約したので、一ヶ月前から予約してあったので宿がありましたが、もうすでに満室でした。
ひとまず荷物を置いて、休憩。
今日はする事といえば夕食の買い物くらいなのでのんびり過ごす予定です。
近くにおなじみのスーパーdia があったので、嬉しい2人です!
もう、スーパーで買い物して自炊するのが当たり前で、旅行しているのに、旅行じゃないというか、もう生活してるという感じです。
2ヶ月スペインにいて、諭さんにスペイン語の単語を少しずつ教えてもらって覚えたのでなんとなくわかるようになってきました。
会話は出来ませんが、、、今後南米に行った時に役立ってくれそうです。
グアテマラでスペイン語学校に少し行こうと思っていたのですが、その時は会話中心で勉強できるといいな〜〜。
夜ご飯は久しぶりに豚肉を買ってきました。野菜とお肉は自炊の方が取れるので、ビタミン不足の私たちには大切です。
スーパーで買い物をして、時間がまだあるのでフラメンコの予約に行きました。
メインストリートのランブラス通り沿いにあるレイアール広場にフラメンコショーを毎日やっているところがあるので、チケットを買ってくることにしました。
オンラインチケットを買おうとしたのですが、なぜかクレジットカードでの支払いが出来ず、どうせなら近いので直接行って買う方がいいやとなりました。
ランブラス通りにあるミロのモザイクアートをチラッと観て、
ついでに市場にも寄り道。
東南アジアの市場のようにハエがブンブン飛んでいるわけではなく、オシャレなバルやフルーツ屋さんがあったりとお肉やさんやお魚屋さんもどこがオシャレな雰囲気を醸し出していました。やっぱりさすがヨーロッパだなあと思いました。
ここで新鮮なお魚や美味しい生ハムやフルーツを食べるのも楽しそうです。
わたしはどうしても可愛いお菓子に目がいってしまいましたが。
そして、ようやくレイアール広場に。
ここでは大道芸をやっていたり、バルがたくさんあって賑やかです。ただ、クラブなども多いので、夜は危険らしいです。
なのでわたしは早めの時間帯のフラメンコショーを見ることに。
チケットはすぐに手に入りました。
ただ明日観るつもりだったのですが、今日はもうすることも無いので、どうせなら今日見ようということでまた19:30にここに戻ってくることにしました。宿から15分程度なので。
一旦宿に帰って、休憩。暑いのでどうしても体力を消耗します。
そして1時間後、またレイアール広場に。
ここのフラメンコショーの会場は、日本のライブハウスくらいの規模でとっても舞台に近く、お酒を飲みながら座って観ることができます。
値段もお手頃で、気軽に観ることができそうです。夏のシーズンは1日4回ショーがありました。私たちは1回目。
会場30分前に入り初めてのフラメンコのドキドキして待っていると、前の席にちょうど日本人の方がいて話し相手になってくれました。
その方はここのフラメンコショーの方と一緒に住んでいるらしく慣れているようで、ここは30分の短いショーだけど、そのくらいがちょうど楽しんで観れると言っていました。なるほど。
また、外国に住んで長いらしく、ここバルセロナは危ないから1人にならないようにね、と教えてくれました。危ないというのは、やっぱりスリ。その人も何度もスリにあっているとのこと。最近ではマドリッドで3人の男の人にナイフを突きつけられて、命の危険を感じたとか。
改めて気が引き締まる話でした。
そんなことを話しているとあっと言う間にショーが始まりました。
まずはミュージシャンの方々の演奏と共にコーラス。よく通るハリのある、ああスペインだなーという感じ。(感想がしょぼくてすいません)表情や歌声に迫力があります。
そして、フラメンコを踊るダンサーの登場。一気に盛り上がって、圧倒されました。舞台がすぐそばなのでダンサー靴の鳴らす音や振動が伝わってきます。
諭さんも私も初めてのフラメンコに感激。最後の最後まで魅了されました。
フラメンコの本場はバルセロナではありませんが、十分満足できる内容でした。
ここの会場くらいの規模の方がおそらく、靴の音や歌声、ダンサーの表情などを間近で体感できると思います。
カタルーニャ音楽堂でもフラメンコをやっているそうですが、私たちの意見としては、絶対こっちで観るべきです。
そんな興奮覚めやらぬまま帰路。
気がつけばもう8時30分。
慌ててお風呂に入って、夕食を作って寝ました。