ロスアルコス
5/3
ロスアルコス
今日は朝ごはんを宿でとって、いつもより遅めの7:00に出発。
というのも、巡礼路の途中にあるワインの泉に行くため。あるワイン会社が無料で提供しているワイン。蛇口をひねるとそこからはワインが!という日本でいう愛媛のポンジュース的名物があるらしいのです。
8:00から20:00まで開いており、貯蔵タンクが空になったらおしまいで、行っても出なかった、ということもあったらしいので、私達は万全を期して8:00ちょっと前にそこに着く予定で出ました。
エステージャを出発して1時間もかからないうちに到着。
8:00前に到着したのですが、すでに開いており、みんなそれぞれワインを飲んだり、ペットボトルに入れたりしています。
私達もその為に昨日はジュースを飲んでペットボトルを空けておきました!
ちゃっかり500ml分入れちゃいました。
少し口をつけてみると、
ワインです。
ノブさんしょうこさんにスペインに来たからにはワインを飲んだ方がいいと強く勧められていたのですが、あまりお酒に強くないふたり。諭さんにいたってはワインは好きじゃない、悪酔いするというイメージがあるらしくワインはまず飲まないのです。
でもこれはブドウの香りがちゃんとしていて、もちろんブドウの味も感じられます。
苦みやえぐみなどはなく、口当たりの良い印象。
ワインについてはど素人なので詳しくはよくわからないけど、確かに日本で飲んだワインとはちょっと印象が違いました。
もちろん、瓶に詰めてあるワインではないので、本来のスペインのワインに比べると質は落ちるでしょうし、試飲用程度なのでしょうが。
と言っても、ここは今日のスタート地点から1時間弱。まだ先が長いのでアルコールが入ってはとても歩けないので、残りは宿に帰ってから。
今日は昨日の足の裏の痛みも和らぎ、マメ防止のワセリンもしっかり塗ってきたので、万全です。
ですが、今日は拍子抜けしそうな平坦な道。小麦畑と菜の花畑の続く赤土の道を延々と淡々と歩いていきます。
道も広くまっすぐ続いており、先を行く巡礼者の姿がいくつもみえました。
時折足を痛そうに歩く巡礼者もみられ、6日目の疲れが感じられます。
私達もお互いにマッサージをしてメンテナンスをしているものの、徐々に疲労が蓄積されているのを感じます。
今日は前日諭さんが作ってくれたツナサンドイッチをお弁当に入れ、途中で食べました。時々こうした休憩を楽しみに頑張っています。
これといった難所はなく、今日は21.4キロを歩き13:30すぎに到着しました。
曇りがちだった天気も着いた途端晴天になりました。
いつも通りシャワーを浴びて、洗濯物、買い物に行きました。今日は熱いシャワーで、洗濯物も日当たりの良いところに干せて、買い物でアイスを買って食べました。いつもよりちょっといい感じです。
夕食はキッチンが混むのでいつも早めに5時頃。今日はトマトとニンニクと玉ねぎでパスタ、玉ねぎスープとゆで卵を作りました。それと一緒に持ってきたワイン。夕食が思いの外上手くできて美味しかったので、あまり得意ではないワインもすすみ結局飲み干してしました。
2人とも酔っぱらってふわふわです。
まだ日が高く、部屋の中よりも外の方が暖かいので、庭のベンチで日向ぼっこをしながら酔いを醒ましました。
酔いが覚めて、洗濯物が、カラカラに乾いた頃、部屋に戻ってマッサージ。
今日も一日がこれにて終了です。
明日はすこーし短め。