かめかめさんぽ

世界一周ふたり旅

チャリン・キャニオン

7/1
チャリン・キャニオン

 
朝7時30分の集合時間に遅れないでねと
昨日ツアー会社のおじさんに何度も念を押されたので、早めに行きました。
 
集合場所は宿のわりと近いところだったので良かったです。
 
5つ星のホテル内にあるツアー会社のツアーなので
さぞかし大きなバスで、リッチな方々がくるのだろうと思っていたのですが
期待外れのおんぼろバスでした・・・。
それも窓も開かず、冷房も効かず、上部の2つの小さな窓から風が入るだけ、
というなんとも蒸し暑いバス内。まあ値段相応と言うべきなのでしょうが
残念です。

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バスは時間ぴったりに出発、乗客もほぼ満席です。
 
チャリン・キャニオンまではアルマトイから200kmほど離れており
3~4時間かかるのですが、
この間バスガイドのおばさん(というよりおばあちゃん)がいろいろと説明をしてくれます。
が、もちろんロシア語。
何を言っているかは一切わかりません。
 
一応ツアー会社でもらった資料には
カザフスタンシルクロード、チャリン・キャニオンの説明が書いてあり
おそらくそのあたりのガイドをしているのでしょうが、
結局到着までず~~っとしゃべりっぱなしだったので、
一体何をそんなに話すことがあったのか不思議でなりません。
 

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しかもバスは結局5時間かかってようやくチャリン・キャニオンに到着しました。
5時間話し通すガイドさんのその体力に感服です。
 
なぜ5時間もかかったかというと途中から道が悪くバスが思うように進まず、
しかもバスの後部は隙間から砂塵が入り込み、
走るたびに舞い上がる砂ぼこりで乗客がパニックになって
一時停車を余儀なくされるなど、まあえらいことに。
 

とにかく到着までにすでに体力は奪われてしまいました。
 

チャリン・キャニオンはミニ・グランドキャニオンと呼ばれているそうですが、
本家を知らないので、比較はできませんが、そこそこよかったです。
 

ガイドさんに着いていって、下まで降り、そこから谷間の道を
景色を見ながらひたすら奥まで歩いていきます。
 

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みんな途中で登って写真を撮ったりと思い思いに進んでいきます。
私たちもいつの間にかガイドさんを抜かして、進んでしまいました。
 

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不安になりながらも進むと川にでて、そこがエコパークと言って広場になっており
ここでキャンプもできるようになっているようです。
 
そこで買ってきていたサンドイッチや果物を食べながらゆっくり過ごしました。
ガイドさんも到着してみんなランチタイム。お弁当を持ってきている人もいました。
 

4時までにバスに戻らなければならないので、3時までここで休憩して
また同じ道を戻って帰りました。
 
同じ景色ですが、帰りのほうがゆっくり見てまわれました。
でも、この時間の日差しと気温が行きよりも更にきつくてバテにバテました。
日を遮るものが何もないので、日焼け止めと帽子とサングラスを
忘れないで!とツアー会社のおじさんに言われたことを守ってよかったな~と
思いました。
 

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バスが出発するまでは駐車場にある休憩所で体を休めて
4時30分くらいに全員そろい帰りました。
 
帰りはやっぱり行きよりもバスの中が
ただ座っているだけなのに背中や太ももの裏にじっとり汗をかくような蒸し暑さ。
西日のまぶしさがさらにきつく、早く帰りたい!と願うばかりでした。
この日ばかりはアイスに手が伸びてしまい、
行きも帰りも休憩所でアイスを買ってしまいました。
 
アルマトイに着いたのは8時30分、
行きよりもスムーズに到着できたのは本当によかったです。
バスを降りるとすでに日も傾いて風も涼しくホッとしました。
 
すぐに宿に戻りたかったのですが、
夕食も作る元気がないので、帰り道のショッピングセンターにあった
タイ料理屋さんへ行きました。
 
汗をたくさんかいて、バテバテで食欲もあまりなかったので
さっぱりしたものが食べたいと思っていたので
なぜがタイ料理屋さんに惹かれてしまったのですが、
これが大正解でした。
 

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少し値段は高めでしたが、味は文句なし。
春雨サラダとタイカレーでさっぱり辛いの組み合わせで
とっても元気が出ました。
 

バスの蒸し暑さがなければもっと楽しめたかもしれませんが、
それなりに満足した一日でした。