チュニジアで早速ぼられる
2月1日
朝の便でエジプトのカイロからチュニジアの首都チュニスにやってきた私たち。
まずは目的地のタタウィンに向かいます。
そのためにはまず南バスターミナルへいって
そこから夜行バスに乗っていきます。
時間はたっぷりあるので、少し空港で昼まで休憩。
その後空港からはタクシーで南バスターミナルに。
到着ロビーを出て流しのタクシーを拾おうと思っていたのですが、
外国人は乗せたくないのか、止まってくれません。
次から次へと現地の人は乗っていくのに。
ようやく止まってくれたタクシーのドライバーも英語がわからない。
いくら?とジェスチャーでなんとか通じたのですが
ガイドブックに書いてある相場の5倍以上。。。
仕方がないので、タクシー乗り場まで行って
メーターで行ってくれるタクシーを探すことにしました。
しかしこれまたなかなか見つからず。
メーターは使わずやはり相場の5倍をふっかけてくる。
と、思ったところにメーターで行ってくれるというドライバーが。
これなら安心だ。よかった~。と乗り込みました。
が、少し進んですぐに、、、なにかおかしい。
進むにつれ、あっという間に上がっていくメーター。
あれ、もうこんなに?と思いながらも
バスターミナルまではそう遠くないので、
きっと相場以上はいかないよね。。。
という思いはすぐに破られメーターは相場の5倍近くに。
これはだめだ。
やられた。
メーターいじってある。
この進み方はおかしすぎる!
そう気づいたころにはバスターミナルは目の前。
でもちょうど渋滞で車が進まない。
くそ~!もうすぐで着くのに!
むなしくもメーターは言い値の相場の5倍の値段を過ぎていく、、、
なんてこった。。。
これじゃ最初のタクシーに乗っていった方がよかったんじゃないか。
しかし後悔はしても仕方がない。
はぁ。最初から、嫌なタクシーに捕まったもんです。
さらに降りる直前、
ドライバーが何かのボタンを押して料金がポンと上がったのを
諭さんは見逃さなかった!
これにはさすが「おいおい!」と怒ってなんとかなりました。
確かに私たちが持っていたガイドブックはすこし古い情報で
いまは物価が上昇しているので値上がりしていることはあっても、
さすがにこの値段はないよな~とがっくりです。
まあ、とりあえず、南バスターミナルについて
タタウィン行きの夜行バスのチケットを購入。
バスターミナルで出発の時間まで待機。
なのですが、さすがにおなかが減ったので
バックパックを背負ったままバスターミナルの周りを少し歩いて
見つけた食堂に入ってみました。
ガイドブックに書いてあった
チュニジア料理を注文。
私が頼んだのはラブラビ。
細かくちぎったフランスパンにひよこ豆の入ったスープと卵をまぜて食べる
おじやみたいな料理。
(パンはセルフでちぎります。私がパンをちぎっていると大きすぎたようで
隣に座っていたお兄さんがもっと細かくちぎるんだよと指南してくれました。)
でもこれ、スープによるのかもしれませんが、味がうっすくて、
なんかただただ、ふやかしたパンを食べてる感じで、おいしくありませんでした。
諭さんが頼んだのは野菜のトマト煮込み。
ポテトとフランスパンがついてきて
現地の人ははさんでサンドウィッチにして食べていました。
腹ごしらえをして、バスターミナルでひたすら待機。
予定時刻になってバスの前に行くと大勢の人がバスの前に。
ちなみにバスの座席は自由席。
最悪、席がない。なんてこともあり得そうなくらい大勢の人が。
仕方がないので、諭さんがバスの荷台に荷物を入れる担当。
私がバスに乗って座席を確保する担当に分かれて、
ドアが開いたと同時にガーッと乗り込みました。
やはり同じ考えの人がいて一人で4席も確保している人がいて、
危うかったですが、何とかいい席をゲット。
諭さんも無事に荷物を載せられたようです。
今夜はバスで眠ります。
あーやっぱりぼられたの悔しい・・・。