トドラで初挑戦！ロッククライミング

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トドラで初挑戦！ロッククライミング

トドラ渓谷は実はロッククライミングが盛んで、のりこさんの宿でもスタッフのヨセフさんがインストラクターをしていて簡単にすることができます。

タカさんがするというので、ゆうなさんがやってみると言い出し、私たちもどうかと言われて迷ったのですが、諭さんは高いところは怖いし膝を痛めているので無理。私はというと、なぜかやんちゃ心が騒ぎ出して、珍しくやる気になっていました。

しかしながら、一体どうやってやるのかロッククライミングの知識など一切ありません。わけもわからずヨセフさんのあとをついて歩いていくと、そこは宿の近くのほぼ垂直の岩場。確かに、ここでロッククライミングをしている人を見かけてはいましたが、初心者でもできるコースだとは思いませんでした。

ハーネスと専用の靴をはいて準備完了。

装備はこれだけです。まずはヨセフさんのお手本。手と足を着く場所と、降り方を確認して、レクチャー終了。ロッククライミングスタートです。

まずはタカさん。手と足をどこにどの順番でもっていけばいいのか、見ているときとやっている時では、岩場の見え方も違いなかなか苦戦していました。

次は私。ヨセフさん、タカさんと二回みてなんとなくルートは見えていたので、最初の難関を超え、子供のころのやんちゃの勘を呼び起こして割と順調に登ることができました。足場の狭いところは足の踏ん張りがきかず、主に腕力で登らなければいけないところもあって結構疲れました。また私の場合は降りるときの方が怖かったです。

降りるときはほぼ全体重をヨセフさんに預けて、滑車の原理でおりていきます。背中を地面と平行になるようにし、足を岩場と垂直になるようにして、ゆっくり歩くように降りるのですがこれが怖かったです。

最後にゆうなさん。

かなり苦戦していましたが最後までたどり着くことができました。が、もう懲りたらしくこの一本のみで、あきらめていました。

このあと一本ずつ同じところまで登っておりました。二回目は感覚がつかめたので、スイスイ上がることができました。

はあ～と達成感を感じていると、ヨセフさんが再び登っていきます。
どうやらさっきより高いところまで登れるように金具をつけていました。
さっきのが２０ｍほど、今度はさらに１０ｍ上がって３０ｍの地点まで上がります。

まずはタカさん。先ほどの２０ｍ地点まではらくらく上がっていったのですが、そこから難易度がぐっと上がるようです。見てるこっちはあっちだこっちだ行ってられるのですが、いざ登ってみるとわからないものです。

無事に到達して私の番。
ゆうなさんはもうあきらめてしまったので、これがラストということで、ただ登るだけでなく、ヨセフさんがつけてきた金具を取り外しながら登る、というミッションが課されました。

そして、上から写真を撮ってきて、という諭さんのリクエストに答えてカメラをポケットに入れて登ります。なかなかの試練！

そして２０ｍ地点。ここから下を見るとすでに怖いのに、あと１０ｍ。結構怖いです。登ってるときは壁に向かって顔を向けているので、不思議と恐怖感はないのですが、ふっと後ろを見るといけないです。

最後はなんとか力任せで登って３０ｍ地点に到達できました。ヨセフさんはひょいひょいのぼっていくので簡単そうに見えましたが、この１０ｍの差がかなりありました。降りるのももちろんさっきより怖い！

（真下。よーくみるとしたにさとしさんがみえます）

無事に帰ってきました！

でも、久しぶりにドキドキワクワクして楽しかったです。諭さんはみんなが昇ってるのをみてただけでも満足したそうです。確かに見ているだけでもスリルを味わえますし、あっちだこっちだ言ったり、写真を撮ってる時間もみんなで楽しかったです。

タカさんとゆうなさんがいいカメラでたくさん写真を撮ってくれました。（なぜかこれしか写真が上がらず・・・）

今日もいい疲れでおいしい夕食でした。

宿には日本人も増えてすっかり大賑わいで楽しい夜でした。

今はどうやらイースターで、モロッコと海をはさんでお隣のスペインが大型連休（セマナサンタ）らしくモッロコ国内に観光客が増えているとのことで、スペインからのお客さんも大勢きていて、砂漠があれているらしいのですが、どんなものかと心配です。