イスラエルのエイラットへ
1月10日
イスラエルのエイラットへ
昨日、火を囲みながら身体を温めるためにシャイを何杯も飲んだので、夜中何度かトイレに行きました。
トイレはバンガローから少し離れていて、その度に身体が冷えるので、今思えば控えておけば良かったと後悔しています。
ただ夜明け前にトイレに行った時、煌々としていた月が落ちて真っ暗闇になっていたので、星がとってもキレイに見えました。その時は寒さも少し我慢して、北斗七星やオリオン座を探して満天の星空を堪能しました。
明け方前に目覚ましをかけていたので寒さと眠気をこらえて起きました。昨日の夜、カメラマンの人から明け方の時間を教えてもらっていたので日の出を見ようと思っていたのです。
ギリギリまでは部屋で待機してたのですが、やっぱり寒い。
少し高い岩の上に登って今か今かと待っていたのですが、なんと今日はあいにくの曇り空。日の出は雲に遮られてしまいました。
日が昇ってしばらくして朝食を食べて、もう少しゆっくりしようかと思っていたのですが、
もうお迎えの車が来てしまいました。
しかも昨日とは違うドライバー。
昨日のドライバーにワディラムから次の予定のアカバに行くための移動もお願いしていたのですが、まあ村までは違うドライバーが送ってくれるとかそういうもんなんだろうと思って韓国人夫婦と共に乗りました。
そして村に到着。昨日のドライバーはいません。韓国人夫婦はここの村までレンタカーで来ていたらしいです。私達はてっきりここにドライバーが待っているのだと思っていたので、途方にくれてしまいました。
そんな私達を見かねてなんと韓国人夫婦がクルマに乗せてくれるといってくれました。私達はなす術もないのでその提案に甘えて途中の道まで送ってもらうことにしました。
道中、アラビアのロレンスという映画の撮影に使われた列車のところへも連れて行ってくれました。
韓国人夫婦はこの後ペトラに行き、その後イスラエルのエルサレムに行くとのこと。
私達も今日アカバからイスラエルのエイラットに入国し、北上してエルサレムへ行く予定をしていたので、もしかしたら会うかもしれないねと話したりしました。
あまり英語が喋れない私達は、心優しいひと達に助けられ無事になんとか旅出来ているのだなーと思います。
ペトラとアカバへに通じる大きな通りに出て、そこで降ろしてもらい別れました。お金を渡そうと思いましたが受け取ってもらえず。本当に気のいいひと達でした。
おかげでそのあとすぐに、その道を通ったアカバ行きのローカルバスをつかまえることができ無事にアカバへ到着。
約束していたドライバーは来てくれなかったもののタクシー代も浮いて、本当に良かったです。
アカバからイスラエルのエイラットへ入国。入国審査が厳しいと聞いていたのですが、荷物検査もあまり時間がかからずスムーズに行けました。
エイラットの国境から町まではタクシーで移動。これまた台数が少ないタクシーとのことでしたがちょうどいいタイミングでタクシーが来てくれたので、無事に町に着きました。
エイラットのバスターミナルのそばに安宿があり、そこにチェックインできたので荷物を置いて、まずはエルサレム行きのバスチケットを買いにいきました。
その後は宿に日本人の若い夫婦が泊まっていたので一緒話したり、私はちょっと風邪気味だったので寝て身体を休めました。
夕食に食べたピザとパスタはとっても美味しかったのですが、イスラエルに入って物価が一気に高くなったので、これからちょっと不安です。